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保温板金工事の仕事は大変?各作業の大変な部分を伝えます

配管を点検している様子

保温板金工事の仕事に興味があり、働きたいと考えている方へ。

気になっていても実際にどんな仕事なのかいまいちわからなかったり、不安に思いますよね。

この記事ではどういった部分が大変で、なにが辛いのかをご紹介していきます。また未経験からでも仕事をすることができるのかも見ていきましょう。

保温板金工事の仕事とは

保温板金工事とは保温工事の種類の一種です。まず保温工事が配管、ポンプ、ダクト等の設備にグラスウール、ロックウール、板金などを取り付ける工事をいいます。

保温材を取り付けることにより設備の中で温度を一定にすることができ、結露や凍結を防ぐことができます。

そして保温板金工事とは、保温材が古くなってしまってカスが製造ラインにおちてしまったり、雨に濡れることに保温材の劣化のスピードが速くなってしまうことを防ぐために施すことです。

ステンレスやアルミ、カラー鉄板などによって保温材をカバーします。

そうすることによって配管の断熱を高めることができます。

このカバーをラッキングカバーといい屋外の配管工事をする場合は必ずしなければいけません。

カバーは1mm以下の薄い板金でメタルジャケットともいわれ細かい作業になるので手先の器用さが試されます。

雑に扱うとよれてしまうので慎重な作業となります。

また保温板金工事は仕事をはじめるに当たって必要な資格はありません。

移動するのに車の間免許は必要な場合がありますが、基本資格がなくても仕事をはじめることができるの未経験からでも一人前になることができる仕事です。

働き始めてから資格習得をすることでより幅広い箇所の工事をすることでできるので、やる気次第で給料もあがる仕事になっています。

保温工事の大変なこと

保温板金工事は保温工事と板金工事とで分かれています。まずは保温工事の大変なことを見ていきましょう。

狭い場所での作業

保温工事は狭い場所での作業があります。例えば空調のダクトの工事は、主に建物の天井に近いところで作業をします。

ですので体をひねったり、手を奥まで入れたりする作業が増えるので作業になれてないうちはとても大変に感じることが多いです。

一度コツをつかんでしまえば自分のやりやすい大勢や、どうしたら効率よく仕事を進める方法がみつかります。

手先が器用であったり、コツコツ物事をやっていくのが好きな方におすすめです。

熱い・かゆい

配管自体が熱くなっている場合もあるので注意して作業しなければなりません。

また保温工事で使っているグラスウールに触れてしまうとチクチクとしたかゆみを生じる場合があります。

これはセーターが素肌に触れてチクチクするのと同じ現象なので、危険性はありませんが肌があまり強くない方は作業中にかゆみが気になってしまう可能性があります。

資格習得

保温工事は必ず資格が必要というわけではありませんが、資格保有者が作業を行わなければならない箇所もあります。

保温工事に限ったことではありませんが、資格を取得しないと作業の幅が限られてしまいます。

しかし逆を言えば資格を習得することで難しい作業も任してもらうこともできるので、自分のスキルアップにもつながります。

資格取得までは勉強したりと大変ですが、その後の仕事のためにもとっておくことをおすすめします。

板金工事の大変なこと

次に保温板金工事の板金工事での大変なことを見ていきましょう。

作業が細かい

対象の工事現場は大きいことがありますが、作業自体は細かい部分がとても多いです。

ですので細かい作業が苦手な方にとっては大変です。

板金工事は金属板を折り曲げたり切断したり、コーティングを施したい箇所にぴったり合うようにしなければいけないのでとても細かいです。

少しでも手を抜いてしまうと事故につながりかねないので、手先が器用な人の方が向いています。

高所での作業

配管は下だけではなく、上に這わせている場合も多いので高所での作業も多くあります。

また無理な体勢をすることもあるので柔軟性があると作業しやすいです。

高いところの作業が苦手だったり、体がかたい方にとっては大変な作業になります。

狭い場所での作業

保温工事同様に狭いところでの作業があります。

給水管や排水管、ガス管などは居住スペースを最大限に確保しなければならないので非常に狭い場所に押し込まれているケースが多いです。

ですので、戸建てであれば床下や壁と壁の隙間、マンションであればパイプスペースと呼ばれる専用空間などとても狭い空間で作業をしなければなりません。

その中に工具や材料を持ち込んで、自分の作業スペースを確保して、長時間にわたり作業をすることも頻繁にあります。

またそういう箇所は空調がきいてないことが多く夏は暑く、冬は寒い中で作業をしなければいけないことも多いです。

とくに真夏で高温の中で、空気の循環もない密閉空間で作業をし続けるのは大変だけではなく、熱中症になる危険性もあるので注意が必要です。

まとめ

今回は保温板金工事の仕事において保温工事、板金工事のそれぞれの観点で大変に感じる部分について詳しく説明していきました。

建設工事のさまざまな場面で活躍する保温板金工事はとても需要がありやりがいの感じる仕事です。

私たち東宝プラントは千葉県市原市にあり、おもにプラント内で板金工事をおこなっており、共に働く仲間を募集しています。

当社では従業員の資格取得をサポートしておりますので、板金工事を始めたい、資格を取って収入を上げたいという方はまずはお気軽にお問い合わせください!